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プラサン サンドキャット : ウィキペディア日本語版 | プラサン サンドキャット
プラサン サンドキャット(Plasan Sand Cat)は、フォード・スーパーデューティーの車台をベースに開発された軽装輪装甲車である。2005年にイスラエルのプラサン社によって開発され、2008年からはアメリカのオシュコシュ社に開発が移行した。 == 概要 == プラサン サンドキャットは、イスラエルのプラサン社(Plasan Sasa Ltd)によって、フォード F-350の車体をベースに開発された軽装輪装甲車である。プラサン カラカル(Prasan Caracal)の名称でも知られる。オリジナルのフォードF-350に比べ、ホイールベースは2.84mに短縮されている。車体は2列座席の5ドアハードトップで、後部には天面と後面が開放された荷台スペースを有するが、荷台側面部には兵員室と同じ高さの車体構造板があるため、前方や横方向から見ると、荷台の無いSUVタイプの乗用車型車両に見える。装甲板は鋼鉄とセラミックの複合装甲となっており、フェンダー等にはカーボンファイバーが使用され、車体の軽量化に貢献している。 プラサン サンドキャットは、イスラエル国防軍の小型軍用車であるM240 ストームMk.1の後継車種として2005年に開発され、"カラカル"の名称で2005年10月のAUSAの展示会に出典された。翌2006年には、イスラエル国防軍はストームMk.1の後継としてMDT ダビデ軽装甲車の採用をアナウンスし、一方でストームMk.1を生産していたAIL社では後継車種のM242 ストームMk.2を開発し、こちらもイスラエル国防軍でテストが開始された。プラサン サンドキャットもイスラエル国防軍およびアメリカ軍でテストが行われ、2006年のユーロサトリには、"サンドキャット"の名称で展示された。 2007年7月にはプラサン サンドキャット プラス(Plasan Sand Cat Plus)の名称で、車体後部まで装甲車体で覆われたSUVタイプ(バンタイプ)の車両が発表された。サンドキャット プラスは、座席数が8席に増やされており、目立たないよう民間車両のような塗装が施された状態で展示され、SWATなど警察特殊部隊向けの人員輸送車両として提案された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プラサン サンドキャット」の詳細全文を読む
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